八 【加賀の巨砲】 … かがのおおづつ


 『加賀の巨砲』 … 川岸良兼


心優しい“加賀の大器”は、抗えない運命に翻弄(ほんろう)されたのか…
しかし、川岸の“魅力”は、いつまでも色褪せることは無い。

一言に“飛ばし屋”と称する人間は数多いるが…こと、川岸の飛ばしは一風違う。

インパクトで着火を遂げる【巨砲(おおづつ)】…
着弾点をさえ違えなければ、全てを粉砕するに似た、将に “破壊兵器” なのだ。
着火後(インパクト後)、緩やかな飛球にも見える川岸の打球は、
落下を躊躇う(ためらう)が如くに、いつまでも、あくまでも、ターゲットを目指し続ける。
その打球は恰も、フェアウェイやグリーンを…粉砕する様にも見えるのだ!。

日本海を、松原の向こうに望む“加賀の地”が、大らかで心優しい川岸の人物を育てた。
やや“舌っ足らずの語り口”も、彼の人物を和ませる。

巨艦(巨漢)大砲時代を確かに築いた川岸は、
虎視眈々と、荒廃した時代(現在)に楔(くさび)を打つべく、明日を見詰めている。
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  by h_gohda | 2007-05-03 09:09 | 侍・プロゴルファー紹介

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