壱拾参 【瀬戸の槍竜】 … せとのそうりゅう


 『瀬戸の槍竜』 … 兼本貴司


両耳をつんざく破壊音と共に、中空を切り裂いてゆく鋭い槍(やり)は、
遥かフェアウェイのド真ん中に轟音をたてて突き刺さる。
フェアウェイを飄々(ひょうひょう)と歩き、
その、フェアウェイに突き刺さった槍を引き抜くや否や、
細い躯(からだ)を鞭(むち)の様にしならせて、
再び、グリーンの旗竿を目掛け、颯爽(さっそう)と投げ放つ。
兼本のプレーは人々に、そんなイメージを彷彿させることだろう。

両手をポケットにしまい込み、
フェアウェイを将に飄々と歩く細い躯は、
瀬戸内海は因島(いんのしま)に生を受けた兼本貴司に他ならない。

ゴルフコースでは、独特の雰囲気を醸し出す、一見“謎の人物”ではある。
しかし、そんな兼本のプレーに“侍の精神(こころ)”を見出す人は多いだろう。

長尺パターと “切れ味鋭いショット” を武器に、
【瀬戸内の竜】=兼本は、
風を縫い、雲間を掻き分けて、己の“高み”を目指し続ける。
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  by h_gohda | 2007-05-22 16:56 | 侍・プロゴルファー紹介

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